気が付けばもう5月も終わり。
慌ただしい毎日に追われているとはいえ、今年は月に1回はブログを書こうと心に誓っていたのに…。
さて、昨日は、平成28年度第2次補正予算の小規模事業者持続化補助金【追加公募分】を、無事、郵送申請してきました。

4月14日から公募開始された今回の補助金、締切りは5月31日(水)。(※当日消印有効)

ですので、なかなかの滑り込みセーフでしょうか。

と、思いきや、まだまだ余裕のある方だそうです。
昨日の朝、藤沢商工会議所で申請書に同封する書類を発行していただいたのですが、「今からまだまだ駆け込みの方が来られますよ…」とのこと。
駆け込みの方々は、今頃、小学生の夏休みの最終日のような1日を過ごしているのでしょうか。
懐かしいですが、あの緊張感は出来れば遠慮したいですよね。

 

今回の小規模事業持続化補助金は追加公募分ということもあり、6,000件程度の採択を予定しているそうです。

枠としては通常時の3分の1以下というところでしょうか。

さらに、今回の特徴としては、「事業承継」の事業者に対する支援に力を入れるようです。後継者候補者が中心となって取り組む補助事業の場合は、ある程度アドバンテージがあることが予想されます。

ということは、一般の事業者さんにとっては、今回は非常に狭き門ですね。

ただ、補助金申請のお手伝いをさせていただいている際にいつも感じるのは、この申請にあたって経営計画・(補助)事業計画を見直すことが、経営者の方々にとって、新たな「気づき」や「決心」の機会になるということです。

地域の中で地域の方々のために活動をされている経営者様は、「事業のためが地域のため」に繋がる素晴らしいアイデアや経営計画をお持ちでいらっしゃいます。思い描いている目標を実現させるには、まずは「自社の強み・弱み」や「外的環境」を客観的に分析し、実現可能な経営計画を立てることが必要です。小規模事業の経営をされている方々は、恒常的な人手不足で、ゆっくりと机に向かって事業計画が立てられない現実はありますが、この補助金申請が経営方針の見直しの機会になるのではないかと思います。

そういう意味でも、小規模事業持続化補助金についての賛否はあるようですが、私は、小規模事業者にとって意味のある取り組みだと思っています。

もちろん、「採択」が一番の目当てですが(笑)